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毎日を心地よく 窓からかわる快適なくらし

樹脂窓

vol.12

11月7日 立冬

冬のはじまり 

そろそろ冬の準備をしなくっちゃね

 

 

冬 といえば やっぱりマド

マド といえば 樹脂窓

 

 

今日の家づくりのありのまま

窓のお話です

 

 

窓といえばご存知アルミサッシ

アルミサッシは昭和27年に

日本相互銀行で初めて採用されました

 

 

住宅では木製が主流でしたが

昭和39年から40年になると

普及がはじまります

 

 

木製の窓ではすきま風が多く

雨仕舞もいいことから

アルミサッシへと変わっていきます

 

 

1954年複層ガラス「ペアガラス」の

生産が始まります

 

 

ペアガラスはAGC株式会社の

登録商標なのですが

複層ガラスの代名詞みたいになっていますね

 

 

この複層ガラスの普及率は日本は遅く

2000年(平成12年)で5.1%

 

 

またLOW-Eガラスに関しては米国で48.0%

に対して日本では0.3%と

非常に低かったのです

 

 

2020年(令和2年)新築一戸建てでの

戸数普及率は複層ガラスで98.5%

LOW-Eガラスでは86.4%と増加しています

 

 

LOW-Eガラスとは

ガラスの表面に金属膜をコーティングした

ガラスのことで

 

 

屋外側のガラスの中空層側に

コーティングした遮熱タイプと

室内側のガラスの中空層側に

コーティングした断熱タイプがあります

 

 

冬の陽差しのほしい部屋には断熱タイプ

厚い日差しをカットするには

遮熱タイプを選びます

 

 

南面には断熱タイプ

東西北面には遮熱タイプを設置します

 

 

さらに熱貫流率(熱の通りやすさ)の低い

樹脂窓にすることで効果が上がります

 

 

アルミサッシLOW-E複層ガラスの熱貫流率

         3.49w(㎡/K)

樹脂窓の熱貫流率 1.90w(㎡/K)

グラスウール16Kで105㎜厚の熱貫流率

          0.43w(㎡/K)

 

 

窓がいかに熱を通しやすいかが

わかります

 

 

私がこの樹脂窓に着目したのが5年前

普及率はわずか20%ほどでしたが

 

 

家の断熱等級を上げていくには

樹脂窓の選択は必須となるのです

 

 

さらに気密性も高く防音効果もたかい

結露も防ぎ 冷暖房費の節約 省エネ

ヒートショックも抑え健康となるわけです

 

 

これまでの窓の役わりは

風・光を入れるもの

雨・風をしのぐものに

 

 

省エネと健康をプラスして

窓の役わりになるのです

 

 

あけっぱなしには気を付けよう

家の窓と社会の窓

じゃぁ また

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