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屋根できまる 家の印象と時代 流行なんていらない

屋根の上の猫

vol.18

11月15日 七五三

七五三の日に子供たちに昆布を

食べて丈夫になってもらおうと

日本昆布協会が昭和57年に制定した

こんぶの日です

ちなみにわかめの日は5月5日だそうです

 

 

先日の雨漏りにつづき

今日の家づくりのありのまま

屋根のお話しです

 

 


注文住宅のはじめの一歩

いえのことってわかりづらい

そんな多くの疑問を解説する

「新築・建て替え・リフォーム・リノベーション」

まちがいのない 失敗しない家づくりを

してもらいたくて 家づくりのありのままを

お話しています

いろんな情報を集めすぎて

いい家づくりがなにか

わからなくなってしまった人にも

ぜひ読んでほしい

人に環境に素直につくる家づくり

 

 


 

 

屋根の役割

日本は雨が多い国です家をつくる時でも

軸(柱・梁)が組おわるとまず屋根をつくって

雨を防ぐことを第一に考えます

 

 

そこで屋根で大切なのは勾配です

 

 

最近はガルバリュウム鋼板の屋根が

標準的になってきてゆる~い勾配の

家がふえてきています

 

 

デザイン優先というところでしょうが

とうぜん屋根裏はせまくなるので

暑さはきつくなってくるのです

 

 

屋根は雨や風を防ぐだけじゃなく

夏の暑さを防ぐことも考えてほしい

 

 

夏 屋根裏にもぐってみるとわかるけど

むっちゃくちゃ暑い

 

 

断熱材で遮ってくれて下では気がつかない

その暑さの対策もしておかなければ

いけないです

 

 

断熱材を屋根にふきつけて暑さ対策しても

つめこんだその上は見ることもできない状況を

つくってしまうのは気にかかるわけです

 

 

やはり屋根裏には空間を広げ

空気が通うようにして

軒と棟には換気口をつけて流れをよくしたい

 

 

それともう一つ気になるのが

屋根の形状です

 

 

フラット35の住宅仕様実態調査から

屋根形状の傾向を見てみます

城東テクノ株式会社 引用

 

 

切妻という三角の屋根ね

やっぱりこの屋根がいちおし

 

 

雨漏りや不具合がいちばん起きにくいのに

採用がへってる傾向にある

でもやっぱり一番人気ですよ 40.7%

 

 

次に片流れ屋根 30.5%

人気は急上昇ですが 私はすすめない

 

 

この屋根は雨漏りリスクが高く

瑕疵担保責任保険会社の新築の雨漏り件数は

ダントツ多いそうです

 

 

次にふえているのが段違い屋根

やはり雨漏りのリスクは高い

 

 

隣接の関係や採光条件などで

立地条件によっては必要な場合もあるけど

私はすすめない

 

 

そして寄棟と入母屋 年々へっていて

入母屋は特に新しい家では見なくなった

コストもかかるので無難なところ

 

 

こうしてみると屋根の形状が

非対称的な形が若い人たちの間で

好まれているようです

 

 

なが~い目でみると一時の流行のように

うかがえるのですが いかがでしょうか

 

 

雨漏りのリスクをへらせば

メンテナンスも軽くなり

気持ちも軽やかになりま~す

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